※ED後妄想注意



良く晴れた晴天の日だった。
彼女は突然やってきた。



「…リタ、っち……?」
「何で疑問系なのよ」
「や、何で此処にいるのかなと思って」

久しぶりに見たリタは、大分大人びて居た。あの時短かった髪も今は少しだけ伸びている。


「あんたの魔導器見に来てあげたの、感謝しなさいよね」

リタはそう言って、無理矢理部屋に入って来た。
持っていた荷物を下ろしてから、此方に魔導器を見せろという目線を送ってくる。…苦笑しながら上服だけ脱いだ。
リタの指先が魔導器に触れる。…触れた指は、暖かい手だった。

「…普通に作動してるわね、うん。よし」

リタはそう言って満足そうに微笑む。
そんな姿が愛おしくて、頭を撫でた。…リタが此方を怪訝そうに睨む。

「何すんのよ」
「何時もありがとね、リタっち」

敢えてリタの問いには答えなかった。
自分の言葉にリタの顔が赤く染まっていく。彼女がそっぽを向いた。だが顔は耳まで真っ赤だ。


「…別に」

顔を赤くして俯くリタが可愛らしい。
手を伸ばして抱き締めた。ぬくもりが暖かい。


「リタっち」
「…何?」

「大好き」

「……ばか」


馬鹿と呟きながらも、リタはそのか細い手を自分の背中に回してくれた。




(今がずっと、続けばいい)



*愛おしい君


旧サイト16000HITリクのレイリタらぶらぶ。
らぶらぶ良いよね!私が書くと何処がらぶらぶか全然分からんけど!!


08-09,07



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